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イタリア人移民の父とスイス人の母のもと、スイス・ジュネーブに生まれたジェラルド・ジェンタ。
15歳のときに宝石職人としての成功を夢見るようになるが、弟子入りした工房の師匠と衝突して挫折。次に彼が目をつけたのが、世界でもスイスが圧倒的に強い産業、つまり“時計”のデザインでした。
1969年、自身の時計デザイナー会社「ジェラルド・ジェンタ」を設立。その後、初めてモノにした傑作デザインがオーデマピゲの「ロイヤルオーク」です。ステンレス製の「高級時計」は当時例がなく、このモデルがSSを使った史上初の高級スポーツウォッチとなりました。衝撃的なデザインとともに受け入れられ大ヒットし、世界中に多くのファンを持っています。
その4年後にはパテック フィリップの「ノーチラス」をデザイン。潜水艦ノーチラス号をモチーフに、やはり舷窓に着想した八角形ベゼルながら、より丸みを持たせた形状としました。また、ケース左右のヒンジ部分でベゼルをネジ留めするなど手の込んだ作りとなっています。
その他にも、オメガの「コンステレーション」があり、ブルガリの「ブルガリ・ブルガリ」や、カルティエの「パシャ」などもジェンタが手がけたものです。
いつしか“時計界のピカソ”と呼ばれる輝かしい時代を築きましたが、2011年8月17日、偉大な天才デザイナーがこの世を去りました。 |
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